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ヒゲ脱毛で使われる麻酔の種類と特徴

 

この記事でわかること

・ヒゲ脱毛に使われる麻酔は主に2種類
・笑気麻酔は効き目が早く事前の準備が不要
・麻酔クリームは効き目が強く痛みを感じにくい

 

ヒゲ脱毛は痛い!?ヒゲ脱毛が痛い理由は

ヒゲ脱毛は痛い

ヒゲは脱毛する部位の中でも多くの人が「痛い」と感じる部位です。

痛みを感じる程度には個人差がありますが、ヒゲ脱毛時のレーザー照射の痛みは、輪ゴムで弾かれたような痛みやパチっと静電気が走った傷みという方が多いようです。

痛みの程度はヒゲ脱毛の部位によっても異なります。一般的に頬や顎下はチクチクする程度の痛みだが、鼻下や唇の下はかなり強い痛みを感じる人が多いようです。

 

ヒゲ脱毛が痛い理由1:ヒゲは剛毛だから

ヒゲ脱毛が痛い理由はいくつかありますが、一番目の理由はヒゲは黒々と太い剛毛だからです。

ヒゲは黒々と太いので他の部分に生えている体毛よりメラミンが多く含まれてています。

熱破壊式と呼ばれてる一般的なレーザー脱毛機はメラミンに反応して熱を発生させるので、メラミンが豊富なヒゲは特に熱を発し易く痛みを強く感じやすくなります。

 

ヒゲ脱毛が痛い理由2:顔の皮膚が薄く神経が多い

ヒゲ脱毛が痛い理由の二番目は、顔の皮膚が薄く神経が多いからです。

ヒゲが生えている顔や首は、体の中でも皮膚が薄く皮下脂肪があまりありません。

また顔には多くの神経が通っているので痛みを強く感じてしまいます。

 

医療脱毛で使われる麻酔の種類

笑気麻酔

笑気ガス(亜酸化窒素)を鼻から吸引する麻酔で、歯科医でも使われています。
即効性があり吸引後5分程度でお酒に酔ったような感覚になり、痛みを感じにくくなります。

 

麻酔クリーム

局所麻酔薬であるリドカイン(キシオロカイン)を有効成分とした外用局所麻酔クリームを脱毛部分に塗布します。塗布してから効果が現れるまで30分程度かかります。

 

麻酔テープ

麻酔クリームと同じ薬剤のついたテープを皮膚に貼るタイプの麻酔です。
皮膚につく薬剤の量が少ないため、麻酔クリームに比べると効き目は弱めです。

 

局所麻酔

麻酔薬を脱毛する部位の皮膚に直接注射器で注入する部分麻酔です。

 

静脈麻酔

プロポフォールなどの麻酔薬を点滴で静脈に注入します。全身麻酔の一種なので眠っている間に脱毛を終えることができます。

 

医療脱毛に使われる麻酔には上記のように様々な種類がありますが、それらのうち主にヒゲ脱毛に使われる麻酔は「笑気麻酔」と「麻酔クリーム」の2種類です。

 

笑気麻酔の効果とメリットデメリット

笑気麻酔の効果

 

笑気麻酔は笑気ガス(亜酸化窒素)と酸素を混合させたガスを鼻から吸引して使用する麻酔で安全性が高く、医療脱毛のほか歯科医院などでも使われています。

笑気麻酔は気持ちをリラックスさせて脱毛に対する不安感をなくし、痛みを感じにくくする効果に優れているといわれています。

笑気ガスの吸入を始めると30秒程度で効き目が現れ始め、吸引後5分程度でお酒に酔ったような感覚になります。
全身麻酔と違い意識は保っているので、施術者の問いかけにも答えることができます。

麻酔の効果は笑気ガスを吸入しているときだけ続き、ガスの吸引を止めると1~2分程で正常に戻ります。

 

笑気麻酔のメリット

・効き目が早い、吸引後1~2分で効き始める
・麻酔が後に残らない
・事前の準備が不要

 

笑気麻酔のデメリット

・弱い刺激や痛みを感じる場合がある
・鼻から吸引するので鼻下の脱毛には使えない
・まれに吐き気や頭痛などの副作用が出る場合がある

 

麻酔クリームの効果とメリットデメリット

麻酔クリームの効果

麻酔クリームは局所麻酔薬リドカイン(キシオロカイン)を有効成分とした外用局所麻酔クリームです。

レーザーを照射する範囲に塗るだけで麻酔効果があるので、比較的気軽に利用できるのが特徴です。

麻酔クリームを塗ってから効果が現れるまでに約30分位かかるので、早めにクリニックに行って塗布するか、事前に自宅で塗布してから行く必要があります。

麻酔クリーム塗布後は皮膚の感覚が徐々に鈍ってきます。塗った場所がしびれてくる感じがしたら麻酔が効いている証拠です。

麻酔の効果は約2時間ほど続くため、施術終了後もしばらくは塗布部分に違和感が残ることがあります。

 

麻酔クリーのメリット

・効き目が強く痛みを感じにくい
・塗るだけの簡単麻酔
・意識がしっかりと保てる

 

麻酔クリーのデメリット

・塗布してから効果が出るまで時間がかかる
・皮膚に炎症を起こす場合がある
・リドカインにアレルギーの方は使用できない

 

ヒゲ脱毛の痛みを減らす5つのコツ

ヒゲ脱毛の痛みを和らげるためには、自分自身で事前に出来る対策があります。

肌の乾燥を防ぐ

乾燥した肌は外部からの刺激を受けやすくなっています。
刺激を受けやすくなった肌にレーザーを照射すると、さらなるダメージを受けるため痛みが強く感じるようになります。

施術前は肌の乾燥を防ぐと共に保湿ケアを心掛けましょう。

 

日焼けは厳禁

日焼けした肌にレーザーを照射すると、日焼けした肌にもレーザーが反応し肌にも熱を与えてしまい痛みが増してしまいます。
また日焼けで肌にメラニンが増えると、肌の黒さに脱毛機が反応してやけどの原因にもなります。

クリニックによっては日焼け肌には施術できない場合があるので、脱毛期間中は肌を焼かないように気をつけましょう。

 

前日の深酒は禁止

前日に深酒をするとアルコールの作用により、血行がよくなり肌が敏感になるので痛みを感じやすくなってしまいます。
またアルコールの利尿作用で水分が失われ肌が乾燥する場合もあるので、前日の深酒はしないようにしましょう。

 

蓄熱式のレーザーを使用する

蓄熱式のレーザー脱毛器は熱破壊式の脱毛器に比べて痛みは少ないです。

ただ脱毛するヒゲの毛質や部位によっては使えない場合もあるのでクリニックで相談して下さい。

 

我慢せずに麻酔を使う

脱毛には長い時間がかかります。痛みを我慢して脱毛を行うと結局イヤになって続かなくなってしまう恐れもあります。
痛いと思ったら遠慮せずに麻酔を使った施術をお願いしましょう。

 

 

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